日本の女性監督が大躍進した2006年に劇場公開された全女性監督作品を網羅した、日本で唯一の女性映画評論誌
PART I 女性映画ベスト5
◎ 5人の筆者が選ぶ女性映画ベスト5
『スタンドアップ』『赤い鯨と白い蛇』ほか。
PART II 06年公開の 女性監督作品・外国映画
◎ 『スタンドアップ』特集
全米で初めて、セクシュアル・ハラスメントの集団訴訟に立ち上がった女性炭鉱労働者の実話をもとに『鯨の島の少女』のニキ・カーロが監督、シャリーズ・セロンが主演した 『スタンドアップ』は4人の筆者がそれぞれの視点から評論。
◎ 劇場公開された女性監督作品18本を全て紹介。 『プロデューサーズ』『敬愛なるベートーヴェン』『ボクラのバレエ教室』『薬指の標本』『イーオン・フラックス』『リトル・ミス・サンシャイン』他。 PART III 06年公開の 女性監督作品・日本映画
◎ 2006年、25本の女性監督作品が劇場公開された。日本の女性監督作品の劇場公開が20本を超えたのは史上初。
◎ 大ヒットした荻上直子監督の『かもめ食堂』、西川美和監督の『ゆれる』など、一躍、日本の女性監督が注目される年となった。
◎ ドキュメンタリー作品の話題作、秀作も多い年だった。 『三池―終わらない炭鉱の物語』『あの鷹巣町のその後』『六ヶ所村ラプソディー』『ディア・ピョンヤン』他。
◎ せんぼんよしこ監督『赤い鯨と白い蛇』、桃井かおり監督『無花果の顔』などベテランの初監督作品とともに若手新人監督も頑張った。
PART IV 06年公開の 話題の男性監督作品
◎ 話題の男性監督作品にも興味深い作品が… 『トランスアメリカ』『佐賀のがばいばあちゃん』『母たちの村』ほか。
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